甘縄神社(甘縄神明宮)|海まで見渡せる階段を上った先に、鎌倉を守り続ける鎌倉最古の神社があります

江ノ電沿線








みなさん、どうもこんにちは。

花の咲く季節になると、その先の夏が待ち遠しくてうずうずしてしまうカモメの“江のくん”と申します。

今回は江ノ電の長谷駅から歩いて8分ほどの距離にある「甘縄神社(甘縄神明宮)」をご紹介いたします。

 

はじめにいっちゃいますが、ここは江のくんお気に入りの「超穴場」スポットです!

全然有名じゃないけれど、それがいい。

いいんです。

 

鎌倉へ来たことのある方は、”長谷”と聞くとまず思い浮かぶのが「鎌倉の大仏!」ですよね。

ただ、大仏は有名すぎて観光客の多さにもまれること必至なのが残念ポイント。

 

ですが、そんな鎌倉の大仏に向かう道の途中を曲がったところに、人の気配がすっ、と消えた魅力的で神秘的な神社がひっそりと、けれどしっかりと存在しているのです。

 

それが、今回ご紹介する「甘縄神社」です。

 

中に入った瞬間に訪れる静寂、聞こえるのは山の音だけ。

 

観光から離れた、本来の鎌倉の景色がそこにはあるのです。

しかも、甘縄神社は鎌倉幕府が栄えるもっと前からある鎌倉最古の神社でもあります。

 

すごい神社なんですよ!

そんな甘縄神社をさっそくご紹介したいと思います。

今回は、境内の様子だけでなく、駅を降りてから甘縄神社に行くまでのルートものせておきましたので、よかったら参考にしてみてください。

 

目次

1.甘縄神社の魅力はここっ!ぎゅぎゅっと凝縮!

2.甘縄神社って、どんな神社?

3.甘縄神社の境内をすべてまるっとご紹介いたします!

4.甘縄神社のアクセスを、とってもわかりやすく写真つきでご案内

5.甘縄神社の基本情報

1.甘縄神社の魅力はここっ!ぎゅぎゅっと凝縮!

ここを読めば、甘縄神社の魅力が分かってしまうのコーナーです!

①鎌倉最古の神社で、鎌倉をずっと見守ってきた歴史ある神社

②源頼朝や北条政子、川端康成といった面々とゆかりの深い神社(すごい!)

②観光地にもかかわらず、観光客のほとんどいない神社のため、鎌倉本来の気配を感じられる

③長く一直線に続く階段を上るごとに、鎌倉の自然あふれる境内で神聖なエネルギーを吸収できる(かも!)

④社殿前まで階段を上りきってから振り返ると、甘縄神社が守る鎌倉の街や由比ヶ浜の海まで一望できる景色のうつくしさ

 

2.甘縄神社って、どんな神社?

甘縄神社は、長谷、由比ヶ浜を守る氏神様で「甘縄神明宮(あまなわしんめいみや)」と称されます。

地元では「神明さま(しんめいさま)」と呼ばれているそうです。

ご祭神は「天照大御神 ( あまてらすおおみかみ )」です。

710年(和銅3年)に、この地の豪族であった染屋太郎太夫時忠が創建したといわれています。

いやしかし、710年て…。

歴史の重みがぎっしりと詰まっている場所ですね。

つまり、鎌倉時代より前にあった由緒ある神社なのです。

鎌倉幕府がいい国(1192年)つくるもっともっと昔からあったっていう。

すごい!

※(ちなみに鎌倉幕府が成立したのはいい国ではなく、近年は1185年で「いい箱」になったそうです。個人的には1192年「いい国」の方がゴロの響きが好きなんだけれど、1192じゃダメですか?頼朝様~!)

 

なので、鎌倉幕府とも関わりが深く、源頼朝が社殿の修復に携わったことや、北条政子や源実朝が参拝したといわれているのです。

 

また、ここは鎌倉文士の代表格である川端康成ともごっつ深い関わりを持っています。

川端康成は1935年に鎌倉の甘縄神社のすぐそばに居を移し、没するまでこの地で生活をしていました。

ですので、川端康成が甘縄神社をよく参拝していたことは間違いないわけです。

 

また、第七回野間文芸賞受賞作の小説「山の音」では甘縄神社が登場します。

この作品は、映画化もされました。

 

ちなみに江のくんは川端康成ファンなので、この神社に川端先生がいらっしゃったというだけで、もう悶えます。

川端先生の美しくも繊細な自然の描写とこの鎌倉の地は、あまりにも相性が良すぎるううううう!!って、思わず叫びだしたくなります。

 

と、話が逸れましたが、そういった歴史や文学に興味のない方でも、甘縄神社の持つ独特な魅力は訪れて損はないと思います。

 

ちなみに規模は大きくはなく、無人の神社ですし、観光客も(なぜか)あまり来ない穴場スポットです。

あと、甘縄神社は無人ですが、御朱印はあるそうです。

ただ、もらえる場所が、鎌倉駅近く大町の八雲神社さんで、甘縄神社でもらうことはできませんので、お間違えのないようにお願いします。

 

3.甘縄神社の境内をすべてまるっとご紹介いたします!

では、甘縄神社の境内に足を踏み入れてみましょう。

ここから奥まで一本道で階段が続いているのが見えます。

歩いてのぼるにはちょっと骨ですかね。

いやいや、ゆっくりまいりましょう!

 

鎮魂と書かれた石碑がありました。

辺りは静かで、人の気配はありません。

あるのは静寂。

と、風の音とか。

 

そのそばに、手水舎があります。

江のくんがいつも気にしている手水舎の水は…、きれい?きたない?

 

ハイ!とってもきれいです!!

さあ、江のくんはカモメですが、羽を洗わせてもらいます。

 

拝殿が近づいてきましたよ!

辺りにはちょうどさくらの花が咲いていました。

きれいですねー。

 

さくらの木には「玉縄桜」というプレートがくくりつけられていました。

「甘縄神社」の「玉縄桜」。

縄、縄ってゴロがいいですね!

 

これが最後の階段です。

階段を上るごとに、気持ちが静まっていくように思います。

 

人の気配もないせいか、草木の咲く境内を歩いていると不思議な気持ちになってきます。

なんというか、辺りには草花が咲き乱れていて、まるで不思議な世界に迷い込んだような気持ちというか。

 

手前の花はスミレかな。

階段の両脇に沢山咲いていました。

 

さあ、社殿前に到着です。

なかなか風格のある拝殿で、屋根は独特の反り返りが合ってなかなか特徴的です。

さらに近づいてみましょう!

 

見上げると「甘縄神明宮」と書かれていました。

江のくんお賽銭を入れて、お参りをしました。

「今年も海で遊ぶときに、おぼれないように見守っててください」

江のくんがよく泳ぎに行くのは江の島の辺りなので、由比ガ浜からは少し距離がありますが、きっとそこは神様も配慮してくれる、ことを期待してみました。

だって、ご祭神は天照大神様ですもん、ご利益もありそう!

 

とはいえ、海で溺れないように泳ぎの練習は今年も頑張ろうっと!

 

そして、振り返ると歩いてきた道がまっすぐ伸びていて、その先に鎌倉の街と、由比ガ浜の海が広がっていました。

ここなら、神様は辺りを見渡すのも容易でしょうか。

景色が素晴らしいです。

 

拝殿の右わきには、さらに階段が伸びていました。

せっかくなので、さらに奥に向かいましょう!

 

苔むした石の階段はとても味がありますね。

この日は天気の良い日でしたが、木々に日差しが遮られ、日が影った階段を上るとひんやりと薄暗くて、ここもまた独特の雰囲気が漂っています。

この苔むした薄暗さも、「鎌倉」だなあ、と思うのです。

 

こちらの神殿は「秋葉神社」と書かれています。

いったいどんな神様がいらっしゃるのか、把握することができませんでした。

 

ちなみに、秋葉神社の側には鳥居がありました。

 

んー?これって道??

と思ったのですが、一応人の通れる幅の道があったので、登ってみました。

けれど、途中で道が分かりにくくなっており、その先まで行くことはできませんでした。

ので、来た道を引き返します。

 

さー、秋葉神社の社殿の奥には、神殿がありました。

近づけるかと思ったのですが、柵で区切られていました。

 

ちなみに、神殿への階段は、拝殿裏から階段で続いていました。

神様の通り道ということでしょうか。

江のくんは、神様がいらっしゃる神殿の方にお辞儀をしてから、神社を後にしました。

 

4.甘縄神社のアクセスを、とってもわかりやすく写真つきでご案内

さて、甘縄神社はアクセスが簡単ですが、写真でご紹介いたしますよー!

江ノ電の長谷駅を降りたら、正面の通りを右に直進します。

ちなみに駅を出てすぐに標識がありますので、観音、大仏の方に向かってください。

 

この道はただ直進するだけで、鎌倉の大仏まで行けちゃいます。

けれど、今回は「甘縄神社ルート」です。

なので、この交差点、信号を渡ってそのまま右に進みます。

 

ヒソヒソ…(大仏を見に行くなら、ついでで甘縄神社にいけますからねー…)

 

そのまま歩いていると、左手の角で鎌倉FMが見えます。

そしたら、その道を左折します。

 

ちなみにもう、通りの先には甘縄神社の鳥居が小さく見えますね。

 

まっすぐ民家の間を通り抜けて、甘縄神社に到着です。

お疲れさまです。

 

さあ、境内でゆったりと鎌倉を感じてきてくださいね♪

 

ヒソヒソ…(大仏のついででいいから、寄ってみてくださいねー…)

5.甘縄神社の基本情報

住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1丁目12−1

Tel:0467-22-3347

拝観時間:自由

拝観料:無料

 

公式サイト:

http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kankou_list/koen/1006949/index.html

駐車場:なし

アクセス:

江ノ電由比ヶ浜駅を降りて右折、由比ヶ浜大通りを大仏方面へ歩き、途中の長谷観音前交差点を右折。そのまま直進すると、鎌倉FMから左折すると正面にあります。

駅徒歩8分ほどで到着。

 

地図:

 

さて、いかがでしたでしょうか。

「手軽に鎌倉の持つ気配を感じられる場所ってどこなのー!?」って聞かれたら、えのくんは「甘縄神社」と答えます。

鎌倉って観光地なので、有名どころは人で埋め尽くされていますよね。

当然観光地は、人が快適に楽しめる対応、配慮がなされています。

けれど、甘縄神社はそういった観光目的の配慮が行われていないことで、鎌倉の自然な姿をそのまま留めているように思います。

風の音や虫の音、そんな山の音が聞こえる、長谷の山々に囲まれたこの場所で、みなさんも鎌倉を感じてみてはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。