【イライラの原因を理解する】そもそも怒りの感情って必要?

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リラックス・ストレスケアなど








最近妙にイライラしたり、腹が立つことはありますか?

ストレスなくイライラしないでずっといられたらいいのですが、なかなかそうもいかないことってありますよね。

 

怒りに対しては、ネガティブなイメージを持っている人は多いと思います。

 

できれば怒りの感情は表に出さないほうがいいと多くの方が思われています。

なぜなら、すぐに怒る人は相手に嫌われるから怒らないほうが良いと、小さいころに親や学校の先生にみんないわれてきているからです。

怒らないでいられたら怒らないほうがいいのはもちろんです。

それに、怒りの感情は取り扱いが難しいものでもあります。

 

ですので、自分の中に沸き起こる怒りをなんの工夫もなしにそのまま吐き出し続けるのはとても危険なことといえるでしょう。

 

とはいえ、自分の中にある怒りの感情を否定し、我慢し続けたらどうなるでしょうか?

 

今回はそんな扱いの難しい怒りの感情についてお伝えしたいと思います。

はじめに、怒りの感情が本当に悪いものなのかを考えます。

それからこの感情をどのように扱えばよいのかについても後半で触れていきたいと思います。

 

目次

1.怒ることはいけないことなの?

2.怒りを我慢するとどうなるのか

3.怒りを表現するための6つのポイントを大公開!

4.【まとめ】

 

1.怒ることはいけないことなの?

 

結論からいうと、怒りは人間にとって必要な感情です。

 

そもそも怒りは、人間がもともと持っている感情の内の一つです。

自然に沸き起こる感情そのものに良い悪いといった価値の違いは本来ないはずです。

 

そして、怒りの感情は私たちを不快なものや危険なものから自分を守ってくれる機能を果たします。自己の生存のためには欠かすことのできない機能といえるわけです。

 

では、なぜ私たちは怒りの感情を悪いもののように考えがちなのでしょうか。

4つの理由を以下にまとめました。

 

①パワーが強く周囲への影響力がある

②コントロールが難しい

③マイナスの表現であること

④怒りはいけないことだと子供のころにいわれてきたため

 

まず、怒りは感情表現の中でも一番パワーの強いものです。

ですので、周囲への影響力も強く出てしまいます。

怒りは表現の仕方を間違えれば、周囲を混乱に落としいれる危険性があります。

また怒った本人のエネルギーを強く消耗します。

 

また、コントロールも難しいです。

パワーの強い怒りの感情は、喜怒哀楽の中でも一番取り扱いが難しいといってよいでしょう。

そのため、わたしたちがこの感情を表現するためにはそれなりの訓練や技術が必要となります。

けれど、怒りの表現を学ぶ機会は少ないため、コントロール力が備わりにくい現状としてあります。

 

そして、マイナスの表現であることも難しさの一因といえます。

嬉しい、楽しい、といったプラスの感情は相手が嫌がることも少なく伝えることは簡単です。

けれど、怒りの持つマイナス感情は相手が受け取りにくいものといえます。

 

上記の理由から、怒りは表現するのではなく、我慢した方がその場を収めるという意味では楽なため、一般的には「怒ってはいけない」と教育を受けることになるのです。

 

2.怒りを我慢するとどうなるのか

皆さんも子供のころは、自由に自分の感情を表現していたと思います。

自分のいいたいことがいえていた時は、すがすがしい気持ち、さわやかな気持ちで日々を過ごせていたのではないでしょうか。

 

ただ、大人になれば状況は一変します。

社会の中で生きる私たちは、怒りの感情は表に出しにくいことが多いです。

そして、怒りの感情は表現が難しいため我慢することも多くなります。

 

けれど、我慢をして怒りそのものを否定したところで、その感情はなくなることはありません

 

気持ちの中では怒りが溜まっているのに、顔では笑顔を作っているという状況になり、心と体がちぐはぐになります。

 

これを繰り返すことで、自分の本当の気持ちが分からなくなっていきます。

 

また、あまりにも我慢をし過ぎれば、ストレスが溜まり心と体が不健康な状態となってしまいます。

 

そのため、我慢以外の方法も見つけられることが、よりよい生活を送れるようになるといえるでしょう。

 

3.怒りを表現するための6つのポイントを大公開!

 

では、そんな怒りの感情を表現するための考え方を6つお伝えします!

 

①怒りを小出しにする

怒りの感情は、はじめの小さな状態から、我慢していくうちにだんだんと膨れ上がってきます。

怒りは大きくなる前の方が当然表現はしやすいので、小出しにしていくことをお勧めします。

 

②感情を表す言語表現を身につける

あなたは怒ったときどのような言葉を使いますか?「バカ!」「死ね」という表現が多い場合は、怒りを表す表現を増やすことをお勧めします。

 

「言いたいことが分かってもらえなかったことが悲しい」

「今の言葉は自分が馬鹿にされた気持ちになったよ」

 

このように、感情の表現に幅ができれば、表現の難しい怒りの感情も相手に届きやすくなるはずです。

 

③自分の感情に目を向け気づく

怒りそのものを否定し続けると、自分の感情に気づかなくなっていきます。

そうなると、なにに対して怒っているのか、どうしてこんなにイライラしているのか自分でもわからなくなります。

 

振り返って理由が思いつかずになんとなくイライラすることが多い方は、自分の感情に気づくのが苦手な可能性が高いです。

ですので、どうして怒りを感じているのかに着目し、その原因を知ることから始めてみましょう。

 

④自分の感情を素直に伝えてみる

時には、自分の感情を伝えて見ることも有効です。

怒りは二次感情といい、怒りになる前に感じた別の感情があったはずです。

悲しい、寂しい、疲れた、不快だ、といった感情は一時感情と呼ばれ、怒りの原因となったものです。

 

原因が分からずただ怒りに任せて、自分がただ怒っている事実を伝えても、相手は困ってしまうでしょう。

怒りの原因となる感情を落ち着いて考えてみることも怒りの気持ちを伝えることに有効です。

 

⑤怒りのメカニズムを理解する

怒りのメカニズムは「アンガーマネージメント」という怒りの感情を理解するための心の教育法があります。

アンガーマネージメントを学ぶことで、怒りをマネージメント(うまく管理・運営をする)ことが上手になります。

実際、本記事をお読みになられているみなさんは、怒りの対処に少しだけ自信がついてきてはいませんか?

 

⑥怒りを表現しないこともできることを知る

怒りを表現しなければならない、と思うと苦しくなることも多いです。

 

けれど、怒りを表現しないという権利がわたしたちにはあります。

特に、怒りを表現することで自分の身の危険にさらされる可能性がある場合は行わないようにしましょう。

 

何度もいいましたが、怒りはとても難しい感情です。

怒ることも、怒らないことも自分の意志で決めてよい権利をわたしたち全員が保有しています。

 

4.【まとめ】

 

怒りはあなたの感情の一つです

否定するよりも、自分の素直な感情を認めましょう。

 

まずは怒りについて否定せず、理解をするところから始めてみてください。

そして、無理のない範囲で表現をしてみるのもよいでしょう。

 

はじめはコントロールが利かなく、過剰に怒りを表現してしまうこともあるかもしれません。

その場合わたしたちは、謝ることができます。わたしたちは、間違うことがあるのですし、全てを完ぺきにこなすことはできません。

怒りの表現は難しいため、初めからうまくいくことの方が稀でしょう。

けれど、少しずつでも表現することになれれば、きっとそれまでよりも怒りのコントロールが上手になり、自分の人生が自分らしく生きることに近づくはずです。