鎌倉の桜【穴場】|川喜多映画記念館前の黒壁通りの桜が美しすぎる

鎌倉の桜















みなさんこんにちは。

鎌倉散策の大好きなカモメの”江のくん”ともうします。

鎌倉は桜を見るのに良い場所がいっぱいありますよね。

そんななかでも、今回はみなさんがスルーしてしまいがちな桜スポットをご紹介します!

今回のテーマは『鎌倉の文化的な風土の中に溶け込む桜』です!

そして、その場所はタイトルにも書きましたが「川喜多映画記念館」前の通り周辺にあります。

なぜ江のくんが、この場所をお勧めするのかというと、そのポイントは3つです!

①小町通りから脇道に入るだけの分かりやすい位置にあるので、行きやすい場所

②美術館や記念館がありながらも人通りが少なく、鎌倉が本来持つ文化的な美観のなかに桜が咲いている

③あまり知られていませんが、通り自体が「窟小路(いわやこみち)」と呼ばれる、鎌倉時代以前からずっとある歴史的な主要道路であること

鎌倉らしさに溶け込んでいるため、今回ご紹介する桜スポットは、派手さはありませんが、文化的なワビサビを感じながら散策することできるはずです。

本記事では、窟小路の位置や簡単な解説をしたうえで、その近辺の桜スポットをお見せしていきます。

では、どうぞご覧ください。

窟小路までのアクセス、地図と、窟小路の簡単なご説明をします。

アクセス:

JR鎌倉駅東口から徒歩9分ほどで到着する「喜多川映画記念館」を目指せば、周辺の桜スポットにたどり着けます。

小町通りを渡り、その通りの終わりそうな地点で左に曲がると、窟小路に抜けることができます。

具体的には、下の地図でご確認ください。

地図:

■ちなみに、今回ご紹介する、窟小路(いわやこみち)って何?

鎌倉幕府が築かれる前からずっとあり、寿福寺の前から鉄の井の道をいいます。

窟小路は、その通りに窟堂があるため、その名がついたといわれています。

今は人通りも少なくなりましたが、当時は鶴岡八幡宮まで続いていた主要道路の一つだったようです。

そして道幅は、鎌倉時代からずっと同じままだといわれています。

道に沿うように壁が立ち並んでおり、通り沿いには川喜多映画記念館、そして近くに鏑木清方記念美術館があります。

人通りの多い小町通のすぐ近くですが、あまり知られていない鎌倉の風情を今に残す通り、それが窟小路です。

窟小路周辺の桜の咲く景色をお見せします!

小町通りから窟小路に入ると、こんな景色に出会えます。

道なりに壁がずっと連なっていて、その合間に桜が咲いていますね。

こちらが「川喜多映画記念館」です。

館内のご案内は、下記で行っていますので、興味のある方はあわせてご覧ください!

川喜多映画記念館【鎌倉】|小町通を脇道に入れば、黒壁沿いに現れる映画記念館。お庭もあって、コンパクトなのに見どころが沢山!

川喜多映画記念館のお庭は、入館料なく入ることができます。

記念館入り口の左手に、上記の入り口がありますので、ぜひ入ってみてください。

中はこんな感じです。

イスが置かれているので、座ってお庭を見ることもできます!

そして、お庭の景色の中央にも大きな桜の木が咲いています。

ちなみに奥には、「旧川喜多邸別邸」もあり、文化人のための日本家屋の別邸に風情を感じます。

記念館入り口側に続く道にも桜が続いています。

黒壁とさくらは、なかなか渋い魅力を放っています。

窟小路から鏑木清方美術館への道にも桜が咲いています。

鎌倉の民家の桜ですが、街に溶け込んでいて素敵です。

正面に見えるのは、鏑木清方美術館。

ちなみに、この門の先のお庭もきれいに整備されていて風情があります。

窟小路の奥の民家を適当に歩いてみると、至る所に桜の木と出会います。

窟小路から奥に向かうと住宅街に入ります。

上品な住宅がたち並んでおり、その中に桜の木が咲いています。

鎌倉の生活に溶け込む桜は、豪華さというよりは静けさを感じます。

正面の赤い三角屋根のてっぺんには、風見鶏がついています。

風見鶏!素敵ですね。

途中で川が流れていました。

この川の名称は扇川、だったと思います。(あいまい)

駅近くの街中の川なのに、なんと「蛍」がいるんです。

蛍は、きれいな水でなければ生きていけなく、生息できる場所は年々減少しています。

そんな蛍がいるなんて、鎌倉の凄みを感じます。

まとめ|鎌倉の街と桜の溶けあう景色は静けさの魅力!

たくさんの桜が満開に咲いているような場所は、日本各所にあります。

そういった場所と比べると、今回ご紹介したスポットは、桜がたくさん咲いている派手さはありません。

元来鎌倉という街は静けさの中にありますので、そういう意味で、今回ご紹介したスポットは、鎌倉に来てみる価値のある区域だと思います。

今回見ていただいたことで、その雰囲気が少しでも伝わったら嬉しいなと思います。

鎌倉の桜散策をするときに、分かりやすく情報がまとめられているページをご希望される方は、こちらからご覧ください。