旧川喜多邸別邸【鎌倉】|年二回の特別入場についてご案内いたします

鎌倉の季節行事








江のくん
江のくん
鎌倉散策大好きカモメの”江のくん”です。
Twitter(@syounanblog)もやってます。見に来てね。

 

鎌倉には、たくさんの美的な建物が現代まで残されています。

 

今回ご紹介する「旧川喜多邸別邸」もそのうちのひとつです。

 

残念ながら、普段は入ることはできません。

 

入るためには、

年に2回の公開日に合わせていかなければならないのです。

 

江のくん
江のくん
なので江のくんは、日程を合わせていってきましたよ!

 

当サイトでは、以下のポイントを中心にお伝えいたします。

・川喜多邸別邸に入る方法

・川喜多邸別邸について

・川喜多邸別邸の体験レポート

 

川喜多邸別邸は、

大変うつくしい日本家屋です。

 

皆さんにもその魅力を、

分かりやすくお伝えできればと思います。

 

 

1.旧川喜多邸別邸って、なに?

旧川喜多邸別邸について

旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)は、哲学者の故和辻哲郎氏江戸後期の民家を東京都練馬区において居宅として使用していたものを、昭和36年に川喜多長政、かしこ夫妻がここに移築したもので、夫妻はこの建物を海外から訪れる映画監督や映画スターたちを迎える場として使用しました。

公式サイトより引用

 

要約すると…

旧川喜多邸別邸は、元々和辻哲郎さんと呼ばれる哲学者の方が住んでいた家

昭和36年に、川喜多ご夫妻が東京から鎌倉に移築したもの

海外から訪れた映画監督や映画スターを迎えるための場として利用

 

ちなみにびっくりなのですが、

住むのに十分な規模だけれど、基本的には寝泊まりする場所ではなかったのです。

 

江のくん
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つまり、住むためじゃなく、完全に来客用に使われていたってことなのです。

 

また、鎌倉市より景観重要建造物にも指定されています。

 

川喜多映画記念館について

旧川喜多邸別邸は、「川喜多映画記念館」の敷地内にあります。

 

こちらが「川喜多映画記念館」です。

 

現在は記念館ですが、

元々はこの場所に、川喜多長政の本宅がありました

 

記念館にはこのような地図で場所の説明がされています。

 

道路に面した位置に本宅があり、

庭の奥に今回ご紹介する旧川喜多邸別邸があります

 

川喜多ご夫妻について

少し見にくくて申し訳ないですが、川喜多ご夫妻のプロフィールです。

 

おふたりとも、当時の映画界では超有名な方々だったんです。

 

ご夫婦でヨーロッパに渡り、

ヨーロッパの映画を日本に輸入していました

 

それが当時の日本の映画シーン、そして多くの文化人たちに大きな影響を与えました。

 

影響を受けた中でも有名どころとして、川端康成は川喜多夫妻の作ったサロンに入会していたそうなんです。

 

夫婦で文化人として生きてきた功績が、素敵な別邸を持てる生活につながっているのでしょうね。

 

初めての映画の輸入は、

1932年の新婚旅行をかねて行ったヨーロッパ旅行です。

 

この時代でご夫婦でヨーロッパに渡り、

毎日映画三昧の生活をされていたそうです。

 

江のくん
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そもそも元の生活レベルが違い過ぎますね☆

 

2.旧川喜多邸別邸は、年2回の特別入場日があります

普段は、記念館の脇にあるスペースから、こちらの庭を鑑賞することまでしかできません。

 

けれど特別入場日は、庭の中に入り、別邸の中にも入ることができるんです。

 

川喜多邸別邸の特別入場について

川喜多邸別邸には、春と秋の年二回に入るチャンスがあります。

日程は固定されていないようですので、公式サイトでご確認ください。




3.旧川喜多邸別邸を実際に訪問してみました!

江のくん
江のくん
ではさっそく、旧川喜多邸別邸に足を踏み入れてみましょう!

こちらが「旧川喜多邸別邸」です。

 

立派な和風建築の日本家屋ですね。

 

この規模で別邸であり、寝泊まりする場所じゃないって、すごすぎます。

 

開けられた襖の奥には、紫色の着物が展示されていました。

 

この着物、川喜多かしこ婦人がいつも来ていた紫色の着物です。

別邸の公開にあわせて、見本として展示していました。

 

江のくん
江のくん
「いつも紫の着物を着ている女性」と、海外の人に覚えてもらえるよう、自己プロデュースしていたんだって。

 

縁側から別邸内部をのぞき込むと、外の日差しが畳に映り込んでいて、気持ちが和みます。

 

わびさびを、感じますね。

 

きっとここに招かれた来客は、

ゆったりした時間を過ごすことができたでしょうね。

 

別邸は、入るとすぐに土間があります。

これは、昔の農家のつくりなのだそうです。

 

また、土間の奥に、すぐ居間が見えます。

 

居間は、畳の上にテーブルが置かれています。

海外の方を招き入れることが考えてのことなのでしょうね。

 

江のくん
江のくん
とてもモダンなスタイルですね!

 

別邸内には、ご夫妻のお写真が飾られていました。

ご夫婦とも、理知的な面持ちでいらっしゃいますね。

 

江のくん
江のくん
いいな、いいな。
江のくんもこんな感じの歳をとりたいな。
知的なカモメになりたいよ。

 

居間の隣には台所がありました。

当時の状態そのままで保管されているようです。

 

まるで時間が止まっているような気配。

 

土間を抜けて、家の裏手に出ました。

 

裏手には、うっそうとした木々で覆われています。

 

けれど、当時はこれらの木々はなかったそうです。

そして、川喜多長政は、よく裏の山を登っていたのだそうです。

 

別邸側に井戸がありました。

 

現在は使われていないけれど、当時の姿を思い起こさせ、うっとりしてしまいます。

 

別邸から記念館の方を見た景色。

少し高台から鎌倉の街を見渡せて、すがすがしい景色ですね。

 

4.近くにある石島邸も、川喜多邸別邸です

今回ご紹介した別邸とは別な別邸が、実は川喜多映画記念館の側にあります。

「別な別邸って、何?」と思われますよね。

 

実は川喜多夫妻の別邸が、複数あるんです!

 

江のくん
江のくん
別邸が複数って、発想が違うなあ。

 

石島邸(旧川喜多邸別邸)について

記念館の正面の道路は、窟小路(いわやこうじ)といいます。

 

当時鎌倉の主要道路で、

鎌倉時代よりも前から道幅も変わらずに残っています。

 

その道を挟んで映画記念館とは反対側にある洋館が、石島邸(旧川喜多邸別邸)です。

 

現在は「石島さん」が住まわれているお宅となっております。

一般の方が生活されているため、見学等はできません。

残念!

 

門の外からさらっと見ることはできます。

 

とても素敵な洋館で、

ここに住まれている石島さんがうらやましいです。

 

ちなみに、他にも由比ヶ浜の方にまた別の別邸があるそうです。

 

どんだけ別邸持ってるんだ、川喜多夫妻!

別邸コレクターの称号を勝手に授けたくなります。

 

5.まとめ|年2回の訪問チャンス、行く価値は「アリ」です

鎌倉は、古い建物が至る所に残されている街でもあります。

文化を守るという鎌倉の街の人たちの想いがあるからだと思います。

 

旧川喜多邸別邸の保存状態はとても良く、

当時海外から映画関係の方々を招いていたことをイメージするのも難しくはありませんでした。

 

公開日は年二回だけですが、

本記事で興味を持たれた方は、日程を合わせて行かれるのもよいかもしれませんね。