旧川喜多邸別邸(鎌倉)|春と秋の年二回公開の【特別入場】に行ってきました!

鎌倉の季節行事








みなさんこんにちは。

鎌倉散策が大好きカモメの”江のくん”と申します。

 

鎌倉にはたくさんの美的な建物が現代にも残っていて、今回ご紹介する「旧川喜多邸別邸」もそのうちのひとつです。

 

普段は入ることのできない旧川喜多邸別邸の中に入ることができました!

なので、今回はそのレポをお見せしたいと思います。

 

そもそも鎌倉にある旧川喜多邸別邸って、なに?といった疑問や、いったいどんなタイミングで見学することができるのかといったこともご紹介していきます!

 

旧川喜多邸別邸って、なに??

旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)は、哲学者の故和辻哲郎氏が江戸後期の民家を東京都練馬区において居宅として使用していたものを、昭和36年に川喜多長政、かしこ夫妻がここに移築したもので、夫妻はこの建物を海外から訪れる映画監督や映画スターたちを迎える場として使用しました。

※公式サイトより引用

 

つまり、今回ご紹介する建物は、映画製作者であり、輸入業者として有名な川喜多長政の別邸で、主に来客用に使われていた建物でした。

住むのに十分な規模ですが、基本的には寝泊まりせず、来客用に使っていようです。

 

また、鎌倉市より景観重要建造物にも指定されています。

 

こちらが「川喜多映画記念館」です。

現在は記念館ですが、ここに川喜多長政の本宅がありました。

 

記念館にはこのような地図で位置が説明されています。

道路に面した位置に本宅があり、庭の奥に今回ご紹介する旧川喜多邸別邸があります。

 

少し見にくくて申し訳ないですが、川喜多ご夫妻のプロフィールです。

 

ご夫婦でヨーロッパの映画を日本に輸入することで、日本の映画シーン、そして多くの文化人たちに影響を与えました。

有名どころでは、川端康成も川喜多夫妻の作ったサロンに入会していたとか。

 

夫婦で文化人として生きてきた功績が、素敵な別邸を持てる生活につながっているのでしょうか。

ただ、この時代でご夫婦でヨーロッパに渡り、一か月かけて毎日映画三昧の生活をしていたわけだから、そもそも元の生活レベルが違い過ぎるなあ。

 

旧川喜多邸別邸は、年2回の特別入場日がある!

普段は、記念館の脇にあるスペースから、こちらの庭を鑑賞することまでしかできません。

そこからでも、ちょっとだけ旧川喜多邸別邸が見えます。

 

けれど、今回は特別に中に入れる日に当たりました!

ラッキー!!

 

ということで、実際に入ってみましょう!

 

 

ちなみに…

川喜多邸別邸には、春と秋の年二回に見学することができるんです!

日程は公式サイトなどでご確認ください。

公式サイト

 

旧川喜多邸別邸を訪問してみました!

ではさっそく、旧川喜多邸別邸に足を踏み入れてみましょう!

立派な和風建築の日本家屋です。

この規模で別邸、寝泊まりする場所じゃないって、どういうこと!?

 

開けられた襖の奥には、紫色の着物が展示されていました。

 

これは、川喜多かしこがいつも紫色の着物を着ていたため、見本として出してありました。

なんて上品なお着物なのでしょう、ほうっ…。

 

縁側からのぞき込むと、外の日差しが畳に映り込んでいて、気持ちが和みました。

ここに招かれた来客は、きっとゆったりした時間を過ごせたのでしょうね。

 

別邸は入るとすぐに土間があります。

これは、昔の農家のつくりで、土間の奥に居間が見えます。

 

畳の上にテーブルが置かれているところからも、海外の方を招き入れることが考えられていたようですね。

 

ご夫妻のお写真が飾られていました。

ご夫婦とも、理知的な面持ちでいらっしゃいますね。

いいな、いいな。

江のくんもこんな感じの歳をとりたいな。

知的な、カモメに、なるんだ!

 

居間の隣には台所がありました。

当時の状態そのままで保管されているようです。

 

土間を抜けて、家の裏手に出ました。

 

裏手はうっそうとした木々で覆われています。

けれど、当時はこれらの木々はなかったそうです。

そして、川喜多長政はよく裏の山を登っていたのだそう。

 

別邸側に井戸がありました。

現在は使われていないけれど、当時の姿を思い起こさせ、うっとりしてしまいます。

 

旧喜多邸別邸については、以上となります。

別邸から記念館の方を見るとこんな景色です。

いつも、記念館側からしか見られなかったので、不思議な気持ちになります。

 

 

旧川喜多邸別邸は、年に二回の公開のため、なかなか見られる機会はないです。

けれど、本記事でご興味を持たれた方は、春と秋の公開日をぜひ狙ってみてはいかがでしょうか!?

文化人の別邸は本当に美しく、見ていて気持ちがぐっとつかまれました。

 

石島邸(旧川喜多邸別邸)は、川喜多映画記念館のすぐそばにあります!

今回ご紹介した別邸とは別な別邸が、実は川喜多映画記念館の側にあります。

別な別邸って、何?と思われますよね。

 

それはつまり、川喜多夫妻の別邸は、複数あるってことなのです!

別邸が複数って、発想が違うなあ。

 

記念館の正面の道路が窟小路(いやわこうじ)といいます。

当時は主要道路で、鎌倉時代よりも前から道幅も変わらずに残っています。

 

その道を挟んで反対側にある洋館が、旧川喜多邸別邸です。

 

現在は石島邸として使われております。

一般の方が生活されているため、見学等はできません。

残念!

 

門の外からさらっと見ることはできます。

とても素敵な洋館で、ここに住まれている石島さんがうらやましい!

 

他にも由比ガ浜の方にまた別の別邸があるそうです。

どんだけ別邸持ってるんだ、川喜多夫妻。

別邸コレクターの称号を勝手に授けたくなります。

 

 

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。