光明寺【山門楼上特別公開】|桜咲く寺の楼上に上るべき5つの理由

鎌倉の桜















みなさまこんにちは。

鎌倉散策が趣味のカモメ”江のくん”と申します。

今回は、光明寺の【山門楼上特別拝観】の期間に光明寺に行かれる方は、ぜひ山門にのぼることをおすすめたい、それだけを思って記事をまとめました。

特に桜の咲いたタイミングで光明寺に行かれた方は、素晴らしい景色が見られますので、絶対に上っておくべきだと江のくんは思うのです。

ということで、本記事は、光明寺の山門に上るべき理由と、その全貌のみに情報を絞ってお伝えさせてもらおうと思います。

ちなみに、山門をのぼった楼上からの景色も、すべてまるっとお見せいたしますので、ぜひご覧になってください!

目次

1.光明寺のアクセス、地図など

2.光明寺、そして山門について、簡単にご案内いたします。

3.光明寺の山門の拝観料は500円と有料ですが、登るべき理由を5つ挙げます。

4.光明寺の山門と、その楼上からの景色、山門内の仏像全部見せます!

5.光明寺の基本情報

6.まとめ|光明寺はたくさんの人に門が開かれたお寺です。

1.光明寺のアクセス、地図など

アクセス:

JR鎌倉駅東口下車後、バスで7番乗り場から小坪経由逗子駅行きに乗り、光明寺前バス停にて下車。乗車時間は10分ほどです。

地図:

2.光明寺、そして山門について簡単にご案内いたします。

光明寺は、天照山蓮華院光明寺と呼ばれる浄土宗の大本山です。

そして、光明寺の山門は、鶴岡八幡宮から移築されたものとされています。

山門の詳細については「光明寺の山門のしおり」から引用させていただきます。

現在の山門は弘化4年(1847)に造られたものです。間口約16m、奥行き約7m

高さ約20mで鎌倉の寺院の門では最大の格式を備えた山門です。

五間三戸二階二十門といわれるもんで、一階が和風、二階が中国風に造られています。禅宗の五山形式が浄土宗に取り入れられたものです。

※「天照山光明寺山門のしおり」より一部引用

3.光明寺の山門の拝観料は500円と有料ですが、登るべき理由を5つ挙げます。

①鎌倉で一番大きな山門であるため、登ることで山門自体のスケールの大きさに感動ができます。

②楼上から見る周辺の景色がすばらしいです。周辺には他に高い建物がないため、奥まで景色が見通せます。

特に、材木座海岸のおだやかで美しい景色はきっと感動できるはずです。

空気が澄んでいれば、富士山や江の島まで見渡せます。

③特に桜の季節に来たのなら、絶対に上るべきです。

桜の木の多い境内がピンク色に染まりとても美しい景色が広がっています。

そうでない季節も、境内を高いところから見渡せるので爽快です。

④なんと、山門の中には釈迦三尊、四天王、十六羅漢の仏像が祀られているんです。

彩色が施されていて、見ごたえがあります。

⑤これだけの規模のお寺ですが、駐車場は無料、拝観料も無料。

そして日曜法話もタイミングが合えば無料であり難いお話が聞けます。

他の支払いがないのですから、さらに山門の参拝を加えることに抵抗は少ないはず!(江のくんの個人的な感想ですが…)

4.光明寺の山門と、その楼上からの景色、山門内の仏像全部見せます!

光明寺の入り口の山門です。大きいですね!

って、あれ?

見上げると、観光客らしき人たちが顔をのぞかせている!?

実は江のくん、桜が見たくて光明寺に来たんです。

そしたら、桜の咲く季節は山門の入れるとのことでした。

鎌倉で一番でかい山門らしく、江のくんのテンションはぶちアゲです!

さっそく社務所で500円をお支払して、楼閣にあがります。

参拝時間より山門の参拝できる時間は短い時間枠なので、そこは注意ですね!

おろろろろ!

めっちゃ急階段!

あわわわ!

折り返してまた急階段!

頭ぶつけないように注意です!

(実際に、ゴン!ってめちゃ音響かせてぶつけた人を、江のくんは目撃してしまいました)

階段をのぼりきると、広い空間に出ました。

ここ、門の中なんだよなあ…。

では、さっそく外の景色を見ましょう!

おっ!?

扉の向こうに、本堂が見えますYO!

おおぉーーーーーーーー!!

境内の桜の木がめっちゃきれいなんですけれど!!

このために来ても意味があるように思いますね!

山門の歩くスペースは、そこまで狭く感じませんでした。

そして、お相撲さんがジャンプしても山門が傾かないくらいしっかりしている感じです。

さて、今度は反対側に回ってみたいと思います。

おわーー!!

海がキラキラ光っていてきれい…!!

ここは、材木座海岸ですね。

こんな感じで、海風を感じながら眺めているととっても気持ちが良いですね。

ウィンドサーフィンの帆がたくさん見えて、涼し気です。

あー、なんか、ずーっと見ていられるなあ、この景色。

きれいだなあ。

東の海の先には、逗子マリーナが見えます。

電柱の線に邪魔されていますが、水平線沿いを画面左に見て行くと、逗子マリーナのヤシの木や建物があるんです。

実際見てみると、もっとくっきり逗子マリーナが見えるんですけれど、写真だとこんな感じなんですよね、肉眼と写真はやっぱり違いますね(いいわけ)

そして、これだけで終わらないんです。

なんど、山門の楼閣の中には、釈迦三尊、四天王、十六羅漢が祀られているんです!

江のくんそこまでは想定していなかったのでびっくり…。

鎌倉でこんな規模の山門があるなんて、びっくりでした。

しかも、「写真撮影可」なんです。

マジかよ。

で、さすがに特別拝観の山門の中だから、ネットに挙げちゃまずいよなって思ったので、江のくんは社務所の方に聞いたんです。

そしたら「あ、個人で使われる分にはいいですよ!」と二つ返事でOK!

マジかよ…。

普段から光明寺は、堅苦しさのないお寺だと思っていたのです。

本堂の阿弥陀如来像も撮影可ですし、ずいぶんルールが優しいと思ったのですが、ここまでとは。

本当にあり難いです。

ということで遠慮なく、釈迦三尊、四天王、十六羅漢全部まるっとお見せします!!

まずは釈迦三尊と四天王です!

見事な金の光に神々しさを感じずにはいられません。

そして十六羅漢のみなさまです!

色彩が美しかー!

こちらも十六羅漢のみなさまです。

お顔も個性が現れていてすばらしいですね。

ただ、ちょ、写真が下手なのはすみません!

撮影可といえども、撮影にためらいが生じてしまった気がします(小心者…)

ということで、実際に行ける方は、その目で本物の仏像オールスターズのみなさんを拝観してみてください。

また、十六羅漢の説明は、全員分が壁に張られています。

写真とともに分かりやすい説明があるんですよ。

たとえば、十六羅漢の写真一枚目の手前、緑の葉を持った赤い衣の羅漢ですが「悪い習慣や、苦しい境遇から逃れられるように力をくださいます。(※説明文引用)」とのこと。

さらに、どんなお人柄でどんな生き方をされたのかも書かれていて、思わず見入ってしまいます。

ということで、景色が見られるだけでなく、ここでしか見られない仏像もありますので、ぜひ拝観されることをお勧めいたします。

そして、降りるときは急階段なので、気を付けてくださいね。

5.光明寺の基本情報

住所:〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座6丁目17−19

Tel:0467-22-0603

拝観時間:7:00~16:00

山門楼上特別拝観の期間と時間:

期間:桜の咲く季節は毎年行われているそうです。正確な情報は公式サイトよりご確認ください。

時間:10:00~15:30

駐車場:あり【無料です!】

公式サイト

6.まとめ|光明寺はたくさんの人に門が開かれたお寺です。

山門に限らず、本堂も写真撮影可能ですし、お寺のみなさまも大変親切です。

境内は広く、どこをとっても清潔感があります。

浄土宗ということで、民衆に開かれた宗派ということもあり、観光客に対しても間口が広く堅苦しさのないお寺だという印象があります。

そんな光明寺の山門への特別参拝は、いつも行っているわけではありません。

だからこそ、もし楼上へのぼることができる場合は、本当にラッキーですよね。

ちなみに2019年は3月24日~5月6日まで拝観できるチャンスがあります。

そんなわけで、とにかく江のくんがみなさんにお伝えしたかったことは、光明寺へ行かれた場合は、山門へのぼることがとてもおすすめだということなんです。

一度登れば、もうただの門だと思ってくぐることはできなくなりますよ。

最後になりますが、鎌倉の桜散策をするときに、分かりやすく情報がまとめられているページをご希望される方は、こちらからご覧ください。