葉山しおさい公園(博物館)|上品な日本庭園にうっとり。

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こんにちは、湘南に生息しているカモメのえのくんです。

今回は、葉山しおさい公園をご紹介してみたいともいます。

「葉山しおさい公園」は、昭和62年6月に開設されました。

しおさい公園、という名前の通りに、一色海岸のすぐ側の素敵なロケーションの公園です。(公園から階段を下る道があって松林を抜けると海が見わたせました)

すぐ側には天皇陛下の別邸である葉山御用邸があります。

そういう場所でもあるため、行ったことのない方は格が高すぎて入りにくいのかと思われるかもしれませんが、全然そんなことはありません。

かなり、癒される場所で間違いないのです。

なぜなら、混雑も少なく、完成された和のおもむきに完成されたお庭となっております。

しかも狭すぎず広すぎずと、広さもちょうどよいのです。

葉山しおさい公園に来れば、心から癒されること間違いありません。

葉山御用邸付属邸跡地のため、旧御用邸付属邸の雰囲気をそのままに現在に受け継いでいる公園でもあります。

また、園内には「葉山しおさい博物館」も併設されています。

そんな魅力的な葉山しおさい公園を、今回はしっかりたっぷりご紹介していきたいと思います!

目次

1.葉山しおさい公園のアクセス、営業時間などの基本情報

2.葉山しおさい公園内の紹介

3.葉山しおさい博物館の紹介

4.葉山しおさい公園の梅園の花をお見せします!

5.なんと!葉山しおさい公園は年2回の無料開放日がある!!

1.葉山しおさい公園のアクセス、駐車場、営業時間などの基本情報

住所:

〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2123-1

電話番号:046-876-1140

営業時間:8:30~16:30

休館日:

月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月28日から1月3日)

入園料:

大人:300円
小・中学生:150円

アクセス方法:

  • JR「逗子駅」下車(東口)
    京浜急行バス 海岸廻り葉山行き
    「一色海岸」下車直ぐ

  • JR「逗子駅」下車(東口)
    京浜急行バス 山手廻り長井方面行き
    「葉山」下車直ぐ

駐車場:あり(20台)

2.葉山しおさい公園内の紹介

園内は適度な広さです。

けれどその中に日本庭園、茶室、池、滝、梅園、博物館とこれでもかというばかりに色々なものがあります。

けれど、それがちょうどよい加減であるのです。

まさにワビサビの世界。

入って正面をまっすぐに進むと、さっそく雨をしのげる屋外休憩所があります。

この休憩所にすわって、正面を見ると…。

こんな感じで、池があります。

座った瞬間、眼前に広がる日本庭園があまりにも美しすぎて目が溶けそうになりました。

気持ちも静まり、世俗を忘れた世界に向かっていくようです。

公園と名付けられていますが、庭園、というか、庭園様、とお呼びしたくなる。おお。

そして水中を見ると、コイが泳いでいるのですが…。

んん…、でかい!!

そして、すごく高級な種類ばかりが泳がれておるのです。

コイ、というかもはやその高貴なお姿はコイ様と呼ぶべきな気がしてきます。

もう、コイ様というかコイキング様というか。

とにかく素敵です。

先ほどの休憩所のその先には、滝まであります。

近づいてみるとなかなか見ごたえのある滝でした。

上からまっすぐに落ち、そして流れる水を見ていると、水の流れまで高貴さが漂います。

ここでは滝も滝様とお呼びいたします。

こうなるともう何でも”様”づけでいいんじゃないのかと思えて来るのです。

こちらは茶室様です。

近くで”カタン…”と音がするのです。

これは、ししおどし。

どこにあるのでしょうか?と辺りを探しても見つからず。

パッと見て分かるところにししおどしが見えませんでした。

そうしているうちに、再び音が。

カタン…。

わびさびですね。

そして、やっと発見しました。

ししおどしです。

意外と音がしっかりと響いてくるもので、さすが鹿威し(ししおどし)というだけあって、鹿を威す力があるのですね。

おどすほどの嫌な感じはなく、ただただ耳が心地よいです。

なので、竹の中に水が入って行く様子をだまーって見ていると、再び。

カタン。

と、音を鳴らしました。

3.葉山しおさい博物館の紹介

さて、奥まで進み、今度は博物館に向かいます!

葉山しおさい博物館では、相模湾の海洋生物を中心に展示しているのが特徴です。

また、館内には昭和天皇御下賜(ごかし)標本もあり、昭和天皇陛下が葉山御用邸にて葉山海岸周辺からご採取された海洋生物の標本も展示されているコーナーまであります。

そこは撮影禁止でしたので、ご興味のある方はぜひ足を運んで頂ければと思います。

とても立派な入り口です。

そして、入り口を入ってすぐのところに、ほら貝が並べられてありました。

ほら貝を耳に当てると、しおさいの「ボボボボボボ…」という音が聞こえてきます。

耳に当てる貝の種類を変えてみると、また違った音が聞こえてきます。

貝の種類によって、そこに秘められた潮騒の記憶が違う、ということなのでしょうか。

いえ、まあ、ちょっとオシャンティーなことをいってみたくなっただけです。

では、先を見てみましょう。

下の階に降りると、様々な展示物があります。

なかなか充実していて楽しいです。

ラブカ!

ラブカです!

標本コーナーの中に、ラブカの標本がありました。

胴体すごく長いんですよね。

ちょっと、写真に良い感じに収まらなかったので今回はアップで映しました。

なかなか、イケメンですね。

このラブカの標本には、”葉山沖”と書かれてあったので、御用邸近郊で見つかったということなのですね。すごいなあと思います。

というのも、深海に住むラブカは見つけることが世界的レベルでとても難しいようなのです。

なので、研究もあまり進んでいない謎の魚なのです。

が、日本の相模湾や駿河湾沖によく出没するらしいのです。

なので葉山沖に出ることも納得ですが、うーん、かわいい。

イケメンですが、かなり、可愛くもないですか?

と、ラブカの話はこの辺にしておきますね。

一階に戻って奥の方に向かうと休憩所があります。

ゆったりふかふかのソファに座れば、正面には美しい日本庭園が広がります。

それにしても、公園も博物館も、どこをまわっても混雑もなく、本当にゆったりできますね。

4.葉山しおさい公園の梅園の花をお見せします!

さて、ちょうど梅の花の咲く季節に来ることができ、梅林に向かうと梅の花が咲き誇っていました。

ほんのりと、梅の香りが辺りを漂っています。

まだつぼみも多く、満開になるのはこれからといった感じですね。

個人的にはピンクの花びらが目をひきますねー。

青空のもとに咲き誇る梅の花。

とってもきれいですねー。

ちなみにこちらは梅林以外の梅の木です。

園内にもいくつか梅の木があって、季節を感じられました。

5.なんと!葉山しおさい公園は年2回の無料開放日がある!!

とっても素敵な話があるんです。

・4月29日(昭和の日)

・11月3日(文化の日)

この二日は、葉山しおさい公園は入園料無料となります。

こんな素敵な公園が無料で出入りできるなんて太っ腹ですよね。

しかも、恐ろしいことにすぐお隣の「神奈川県立近代美術館葉山」も入館料無料…!となります。

こちらも素敵すぎる美術館ですし、それなりの金額になるのですが、無料です。

もしいらっしゃる場合は、二つセットで訪れるとよいですね。

それにしても、太っ腹すぎる。

いかがでしたでしょうか。

葉山しおさい公園はとても素敵なところです。

逗子駅からバスでいらっしゃるときは、途中から窓の外に広がる一色海岸を見ながら葉山しおさい公園に向かうこととなります。

葉山の美しい自然を眺め、洗練された公園や美術館を訪れるのは日々の疲れをいやしてくれる絶好の場所だと思います。

思い立ったらいざ、葉山しおさい公園へ!