浄明寺|鎌倉五山第5位の寺。本堂、茶処、ガーデンテラスと見どころ多数!

鎌倉の神社・お寺















みなさんこんにちは!

最近はよく鎌倉を散策しているカモメ、“江のくん”と申します。

そして、今回は「浄妙寺」のガイドをしていきたいと思います。

浄明寺は1188年(文治4)に創建された、鎌倉五山の第5位のお寺です。

歴史は深く、足利義兼を開基とし、退耕行勇を開山としております。

敷地は広いものの、一見するとちょっと地味めかな、という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、見どころはたくさんあります。

本堂に茶堂、ガーデンテラスと、実は多種多様な見どころが浄明寺にはあります。

境内の様子は隅々までお見せしますので、ご覧になって浄明寺の魅力に触れていただければ幸いです。

それではどうぞ、ご覧ください。

目次

1.浄妙寺の地図、アクセス方法

2.浄妙寺のポイントをここに凝縮してお伝えします!

3.浄明寺の境内をお見せします!

・本堂【屋根の形が秀逸!】

・茶堂『喜泉庵』【落ち着いた雰囲気で人も少ない穴場】

・石釜ガーデンテラス【洋風のおしゃれなお庭が広がっています】

4.浄妙寺の基本情報

5.まとめ|気持ちが静まる境内で、自分なりの楽しみがみつけられるお寺です

1.浄妙寺の地図、アクセス方法

■浄明寺は駐車場がありますが、1時間500円です。

アクセス:

■徒歩:JR鎌倉駅より約25分

■タクシー:JR鎌倉駅より約7分

■バス:JR鎌倉駅東口より、京急バス5番のりば「金沢八景行き」「鎌倉霊園正門前太刀洗行き」「ハイランド循環」いずれかに乗車。浄明寺バス亭を下車し、徒歩2分ほど。

🐥駅から歩くのは少し大変なので、バスを使うのが一般的だと思います。

もし歩いてみたい方は、片道をバス利用などがいいかもしれません。

地図:

2.浄妙寺のポイントをここに凝縮してお伝えします!

浄明寺を見るのなら、この3つのポイントをおさえておいてください!

①風格のある本堂がとっても魅力的です。

②境内は広く、木々や植物も多く、季節感を感じながらの散策が可能です。

③茶堂やガーデンテラスがあり、散策以外の楽しみも境内で行えます。

3.浄明寺の境内をお見せします!

こちらが浄明寺の山門となります。

さっそく、中に入ってみましょう!

浄明寺は、『鎌倉五山の第五位』の由緒ある禅宗のお寺です。

ちょっぴり解説!鎌倉五山とは!?

鎌倉五山とは、日本の禅宗のうち、臨済宗の寺院を格付けをする制度によってつけられた順位です。

始まりは鎌倉幕府第五代執権の北条時頼の頃ですが、現在の五山の順位は1386年、室町幕府足利義満の頃のものとなっております。

ちなみに鎌倉五山は、

1位:建長寺、2位:円覚寺、3位:寿福寺、4位:浄智寺、5位:浄明寺

となっています。

そして鎌倉五山は、一日かけて観光するという楽しみ方もありますので、ご興味のある方はぜひトライしてみてください。

境内に入ると、こんな看板があります。

境内の雰囲気はなかなか伝統的な渋さを感じるのですが、看板は洋風のふんわりとした風合いで、そのギャップがなかなか魅力的ですね。

境内に入ってすぐ目の前に、本堂があります。

美しい境内のなかでも、本堂の存在感はしっかりと感じられますね。

お庭は様々な木々や植物が咲いていました。

そしてこちらは、梅の咲き始めたようすです。

・本堂【屋根の形が秀逸!】

どーーーーん!!とでかい本堂!

画面に収まらないっ!!

そして、なんともいえな美的な形状。

屋根が大きくて、どっしりとした安定感があるように思います。

不思議と、見ているだけでなんだか心が落ち着いてくるような気が。

本当の正面から中の様子を見るとこんな感じ。

ちなみに浄明寺のご本尊は、釈迦如来像が安置されています。

内側から本堂の屋根を見上げてみました。

微妙に歪曲して屋根が伸びあがっているんです。

なんか、すごい!

・茶堂『喜泉庵』【落ち着いた雰囲気で人も少ない穴場】

本堂より西側にすぐ、茶堂『喜泉庵(きせんあん)』があります。

入り口に見本が置かれてます。

お抹茶が頂けるのはいいですね!

そして、奥側に入り口があります。

中に入ると、すごく味わい深い空間が広がっています。

けれど、なぜかあまりお客さんがいないんです。

茶堂の位置が端っこの方だからでしょうか。

ここは間違いなく、穴場です!

お庭の枯山水がすごく素敵ですね。

こんなところでゆったりと休めば、気持ちが静まることうけあいじゃないでしょうか。

・石釜ガーデンテラス【洋風のおしゃれなお庭が広がっています】

そして、境内の奥まで行くと、こんな看板が。

『石窯ガーデンテラス』と書かれています。

行ってみましょう!

お寺の境内と違った雰囲気の植物たち。

途中、椿の花が散り始めていました。

椿の花が、階段をピンク色に染めていました。

歩いているだけで、季節感を感じられますね。

お寺からは少し離れています。

とはいっても、ちょうどよい散策の距離に石窯ガーデンテラスはあります。

築90年の建物を改装して使われているそうです。

建物が古い印象もなく、オシャレで素敵ですね。

石窯ガーデンテラスでは、鎌倉野菜を使った洋風のお料理がいただけます。

お寺を散策しにきたのに、洋風のお料理って、ギャップがすごいですよね。

そして、石窯ガーデンテラス周辺は、洋風の世界観がしっかりと作り込まれた英国式庭園もありますので、見に来るだけで楽しい場所です。

江のくん、お料理は食べたことがないのですが、なかなかおいしそうですので、今度食べてみたいなと思っています。

※メニューなどは、こちらから⇒石窯ガーデンテラス公式サイト

4.浄妙寺の基本情報

住所:〒248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺3−8−31

TEL:0467-22-2818

拝観料:

大人(中学生以上) 100円、子供(小学生) 50円

  • 障害者無料(要障害者手帳)
  • 市内高齢者無料(要福寿手帳)

拝観時間:9:00~16:30

定休日:無給

駐車場の有無:あり

浄明寺公式サイト
石窯ガーデンテラス公式サイト

5.まとめ|気持ちが静まる境内で、自分なりの楽しみが見つけられるお寺です

ご紹介した通り、本堂、茶堂、ガーデンテラスと見どころは多く、敷地もそれなりの広さがあるため、ゆったりと楽しみながら拝観できるのが魅力的に思えます。

季節ごとに移り変わる景色は木々や花々がもたらしてくれますし、そこまで混雑しない境内では、自分なりの時間の過ごし方が見つけられるはずです。

一見地味めですが、実は個性が際立つ浄明寺は、何度も足を運んでいるうちに、その味わいを感じられるお寺なのではないでしょうか。

”あなた時間”を浄明寺で見つけてみてください。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。